Linux マシンから Windows マシンにリモートデスクトップ接続

rdesktop を使用することにより、Linux マシンをクライアントとして Windows マシンにリモートデスクトップ接続することができます。

ただし、前提として、Windows マシンの OS は XP/Vista/7 であり、外部からのリモートデスクトップ接続をサポートし、かつ許可しているものとします。具体的には、Professional Edition を主に想定しています。Home (Premium) Editon では、外部からのリモートデスクトップ接続はサポートされていません。

rdesktop のインストール

Ubuntu 12.04 LTS の場合、apt-get コマンドでインストールできます。

$ sudo apt-get install rdesktop

CentOS 6.2 や Fedora 16 の場合、yum コマンドでインストールできます。

$ su
# yum install rdesktop

Vine Linux 6.0 の場合、apt-get コマンドでインストールできます。

$ su
# apt-get install rdesktop

rdesktop の使い方

リモートデスクトップ接続が可能な Windows マシンの IP アドレスを例えば 192.168.1.2 とするとき、以下のようにコマンドを入力します。

rdesktop 192.168.1.2

あるいは、ポート番号も指定して、

rdesktop 192.168.1.2:3389

※ Windows のリモートデスクトップは、通常、TCP の 3389 番ポートを使用しています。

接続に成功すると、Windows マシン側からアカウント認証を求められますので、その Windows マシンにおけるアカウントのユーザー名とパスワードを入力してログインします。