Linux マシンから Windows マシンにリモートデスクトップ接続
2012年5月28日 19:45 | カテゴリー:メイン記事
rdesktop を使用することにより、Linux マシンをクライアントとして Windows マシンにリモートデスクトップ接続することができます。
ただし、前提として、Windows マシンの OS は XP/Vista/7 であり、外部からのリモートデスクトップ接続をサポートし、かつ許可しているものとします。具体的には、Professional Edition を主に想定しています。Home (Premium) Editon では、外部からのリモートデスクトップ接続はサポートされていません。
rdesktop のインストール
Ubuntu 12.04 LTS の場合、apt-get コマンドでインストールできます。
$ sudo apt-get install rdesktop
CentOS 6.2 や Fedora 16 の場合、yum コマンドでインストールできます。
$ su # yum install rdesktop
Vine Linux 6.0 の場合、apt-get コマンドでインストールできます。
$ su # apt-get install rdesktop
rdesktop の使い方
リモートデスクトップ接続が可能な Windows マシンの IP アドレスを例えば 192.168.1.2 とするとき、以下のようにコマンドを入力します。
rdesktop 192.168.1.2
あるいは、ポート番号も指定して、
rdesktop 192.168.1.2:3389
※ Windows のリモートデスクトップは、通常、TCP の 3389 番ポートを使用しています。
接続に成功すると、Windows マシン側からアカウント認証を求められますので、その Windows マシンにおけるアカウントのユーザー名とパスワードを入力してログインします。